とどまることを知らないadidas SAMBA

昨今のスニーカーブームの中で異色の流行を巻き起こしたSAMBA

SNKR DUNKより引用

昔からスニーカー好きや、マニア、コレクターなどがいたが、SNSを通じて個人が発信できるようになり、スニーカーが昔以上に注目を浴びる昨今、抽選という方式で購入したくても買えずプレミアがついたりしてる。

代表的なところで行くとKanye WestのYZZEYが爆発的に売れたのが記憶に新しい。
それに伴い購入の仕方も新しくSNKRDUNKなどが出てきたところもおもしろいところ。
そんな中、adidasにとってそのYEEZY以来の勢いで2022年頃から注目され始め今も売れ続けている、それも普遍的な歴史のある商品がadidas SAMBA。
どちらかというと再注目というのが正しいかもしれない。

SAMBAの歴史


アディダス公式通販より引用

adidasのSAMBAは、1950年代に初めて登場。
当初はサッカーシューズとして設計されたこのシューズは、その後、スポーツ用品市場で大きな成功を収めた。その人気は特にサッカーの世界で高まり、多くのプレイヤーや愛好家に愛された。

SAMBAは、その特徴的なデザインや耐久性の高さ、そして履き心地の良さで知られている。
特に、ラバー製のつま先部分や厚いソールが特徴的。これらの特徴は、フットボールプレイヤーがボールを操作する際の快適さと制御性を向上させるのに役立った。

サッカーシューズとしてはもちろん、スポーツウェアとしても幅広く受け入れられ、そのアイコニックなデザインは多くの人々に愛され、adidasは時折、新しい色やデザインのバージョンをリリースし、SAMBAの人気をさらに高めていった。

なぜ急に人気が出たのか

実際には定かではないがベラ・ハディッドやカイア・ガーバーといったトップモデルやメガ・インフルエンサーの着用がSNSを中心に拡散し流行に至ったと考えられる。更にはグッチやウェールズ・ボナーやSporty & Rich、Pharrell Williamsなどブランドから著名人とのコラボレーションなどが勢いを昇華させたと考えられる。
実際にはadidasのレトロムーブメントと考えられており、SAMBA以外にも火がついている。

流行の出口

インフルエンサーやトレンドセッターたちのあいだで熱狂が冷めてきたと言われているのも事実。また長らくスタンダードにSAMBAを愛用してきた方の中には流行に巻き込まれいてる意識などもあり賛否を生んでいる。
この流行はZ世代が中心でトレンドを追いたいが、高価なコラボ商品を購入する資金がない層なのではないかと考えられている。流行が終わると言われてもそれはトレンドセッターなどが言っているだけで実際の一般の消費者が流行が終わったと感じるにはタイムラグがある。
今後もコラボが控えている中、SAMBAの行方はどうなるのか。
どんなものも流行により価値を潰されるものもあるが、筆者はただ高価なものや限定で一部の人しか持っていないものだけに価値があるというのも違うと感じている。
SAMBAには普遍的な価値があり他人や流行りがどうのよりも、好きや、コーディネートに欠かせないという方が大事で好きであれば、必要であれば使い続けることにその人にとっての価値が周りに伝わるのではないだろうか。
初めてあった人や通りすがりにすれ違った人には伝わらなくても、いつも一緒にいる人には理解されていればそれでいいのだと思う。
またどんなに著名なブランドや人物とのコラボや高価で限定的なものが出ようとも筆者はスタンダードなモデルのほうが断然好みである。

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